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ほくろ

ホクロはシミとは違って母斑細胞が色素を産生しています。
その細胞を完全に除去するか破壊しなければいけません。
シミの除去とホクロの除去での根本的な違いはここにあります。

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治療法の種類

ホクロの除去の方法は大きく分けて2種類あります。

ルビーレーザー、
アレキサンドライトレーザー等


色素(メラニン)を焼くことにより
母斑細胞にもダメージを与える。
局所麻酔下にメスで切り取る

母斑細胞を切除する。
炭酸ガスレーザーは手術に近い方法です。
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レーザーと手術の利点・欠点

  レーザー   手術
利点
  • とても手軽である
    照射時に多少痛みはありますが麻酔が必要な程でなく、数分で処置が終わります。目立った腫れも生じません。
  • あとがあまり目立たない
    薄く黒い色が残る場合や、やや陥没した痕になることもあります。
利点
  • 再発がない
    ホクロの細胞を取りきるので、レーザーのように再発する可能性が低くなります。
  • 大きなホクロでも取れる
    5mm以上のサイズでも切除可能です。
  レーザー   手術
欠点
  • 回数がかかる
    一度では取れず、数回の照射が必要です。おおむね1ヶ月に1度照射しますが7〜10回ほどの照射が必要なので約1年がかりです。 十分に取れない場合もあります。
  • 再発がある
    母斑細胞はメラニンの破壊と同時に多少のダメージを受けます。完全には除去できないので数年後に色がでてくる事は考えられます。
  • 大きなホクロは取れない
    サイズが1mm以上あるいは盛り上がっているようなほくろはなかなかレーザーでは取れません。
欠点
  • 手間がかかる
    麻酔をして切り取って縫合し、一週間後に抜糸になります。 部位によっては2週間ほど皮下出血が目立つことがあります。
  • 傷跡が残る
    6ヶ月もすればあまり目立たなくなりますが、よく見れば細い線が見えます。 「深めのシワ」とイメージしてください。
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炭酸ガスレーザー

一言にレーザーと言っても、炭酸ガスレーザーは一般にレーザーと言われているものとはかなり性格が異なります。

一般にレーザーと言われているルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーは黒い色素(メラニン)のみをターゲットとし皮膚には極力障害を与えない様になっています。

それに対し炭酸ガスレーザーは組織を「えぐり取る」ように使います。 痛みもかなり伴いますので局所麻酔が必要です。 ホクロをとる場合、皮膚に穴をあけてふさがるのを待つような治療となります。 手術による「くりぬき法」(小さいほくろによく用いる方法)とほぼ同じと考えて良いと思います。

ただ、再発の可能性や「傷跡」の点から手術のくりぬき法に比べて結果は劣ります。

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治療法の選択

以上の内容からご自身のホクロの大きさや数から治療法を選択していただくと良いと思います。

レーザーがお勧め ホクロの数が多いけれどひとつひとつは小さい。

手術がお勧め 1、2個だがホクロが大きい。

大きい物や小さい物が混在している場合はレーザーと手術の併用がよろしいかと思います。

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